睡眠が不規則だと金縛りになるかもしれない

起きているのに体を全く動かせない、金縛り状態になったことはあるでしょうか?金縛りは睡眠が不規則になっていたり、ストレスで眠りが浅くなっているときによく起こります。ときには幻覚を見ることもあるようです。金縛りの仕組みや対策について紹介します。

≪金縛りとは≫

目は覚めているのに体や頭を動かせない、または話せない状態になることを金縛りといいます。通常は数秒~数分で自然に動けるようになりますが、外部からの刺激や強い意識で体を動かそうとすることによって早くにもとに戻れることもあります。

金縛りにあいやすいのは10~20代の青年期です。体の麻痺に加えて、幻覚症状が出ることもあり、強い不安を感じる人も多いようです。日本人の約半数が体験する身近な症状です。

≪金縛りの原因はレム睡眠中、中途半端に目覚めること≫

睡眠中、人は深い眠りのノンレム睡眠と、浅い眠りのレム睡眠を繰り返していますが、ストレスなどによってこのリズムが崩れることがあります。

ノンレム睡眠のときは、脳が休まっている状態で、体を動かすことができ、夢をみることは少ないです。対してレム睡眠のときは体が休まっている状態で、脳は活動しています。体を動かすことができず、夢をよくみます。通常の睡眠ではノンレム睡眠からはじまってレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返していますが、ストレスが溜まっていたり不規則な生活を送っていたりするとリズムが乱れて、レム睡眠から入ってしまうことがあります。そうすると脳は起きているのに体は動かせない金縛り状態になることがあるのです。また、ストレスで眠りが浅くなっているとレム睡眠時に脳だけ起きてしまい、体を動かせないということも起こります。

金縛りはレム睡眠中に起こるので、自律神経の活動が不安定で、心拍や呼吸が乱れて息苦しさを感じる場合があります。そうすると脳がつじつまを合わせるように幽霊などの幻覚を作ってしまうことがあります。

≪金縛りにあわないように対策しよう≫

金縛りにあわないためには不意速な生活を送らないこととストレスを溜めないことが重要です。寝る体制にも注意しましょう、仰向けに寝ると体の力が緩んで、レム睡眠から入りやすくなります。そうすると金縛りにあうリスクが上がるので、なるべく横向きで寝るようにしてください。横向きに寝ていればもし金縛りにあってしまった場合でも転がって起きることができます。

また、脳が興奮状態のまま寝たときもレム睡眠から入りやすくなり、金縛りにあいやすくなります。寝る前は心を落ち着けて寝るようにしてください。

寝具が合っていないことも金縛りの原因になります。布団が重かったり枕の高さが遭っていないと眠りにくくなるので、ちょうどいいものに変えてぐっすり眠れるようにしましょう。

≪金縛りにかかってしまったら≫

対策をしても金縛りに合ってしまったときはどうすれば良いのでしょうか?その場合は起きていることをはっきり自覚することが大切です。

レム睡眠中は眼球を動かすことができるので、金縛りにあった場合も目だけは動かせます。それを利用して、金縛りにあったら目を動かして自分は起きているという自覚を持ちましょう。もし幽霊のようなものが見えてしまっても、幻覚であることを思い出し、パニックにならないよう心を落ち着かせてください。どうしても体を動かせない場合は起きるのを諦めて寝てしまうことをおすすめします。

一番いいのは普段から規則正しい睡眠をとって、金縛りにあいにくい状態でいることです。金縛りにあう原因を取り除いて安眠できるようになりましょう。



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