睡眠の大切な役割とは?

睡眠が必要なのは、脳と体を休ませるためです。睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、レム睡眠時には脳は眠っているにもかかわらずそれなりに活動もしています。自律神経の働きも高いために、血圧もある程度高く脈拍も歯やめですが、筋肉はゆるんでいます。

ノンレム睡眠の間は、脳の活動は低下して、自律神経の働きも低くなって、体全体の代謝も落ちてきます。筋肉はレム睡眠時ほどにはゆるんでおらず、多少緊張しています。眠っているときには、こうした脳と肉体の緊張・弛緩が交互に繰り返しているのです。

≪レム睡眠、ノンレム睡眠とはなにか?≫

レム(REM)というのは、Rapid Eye Movement の頭文字をとったもので、目が動くことをさしています。筋肉はゆるんでいても、脳や自律神経は活発に動いているため、眼球が素早く運動をしているのです。ノンレム睡眠とは、レム睡眠ではないときのこと。脳や自律神経の活動は活発ではありませんが、筋肉は緩み切ってはいません。

眠りはじめはレム睡眠で、すぐにノンレム睡眠に入り急激に眠りがふかくなります。ノンレム睡眠で寝入った状態になりしばらくすると、次第に覚醒しはじめ、レム睡眠にもどります。二つの眠りのサイクルを睡眠単位とよび、1睡眠単位は90分から120分程度です。人は一晩のうちに、3~6単位を繰り返しています。レム睡眠のときには脳が活発に動くため、健康な人でも、一晩のうちに何度かは短い覚醒が起こると言われています。

≪夢を見るのはレム睡眠のとき。金縛りはこのとき起こる生理現象です≫

レム睡眠のときには、筋肉はだらりとゆるんでいますが、脳はそれなりに活動をつづけています。夢を見るのはこのレム睡眠のときです。夢にはさまざまな働きがあるとされ、まだ十分には解明されていませんが、起きているときにインプットされた情報を整理している働きがあると考えられています。

金縛りはレム睡眠のときの生理現象といわれています。筋肉がゆるんでしまっているので、意識があっても体が動かず、縛られたように感じるのです。心霊現象と関連づけされることもありますが、ひとつの眠りの形態として説明できる現象です。

レム睡眠のときには体を休め、ノンレム睡眠のときには脳を休めるという機能が、寝ている間に交互に繰り返されています。眠ることには、脳と体を休ませる働きがあるわけですので、寝不足になると、体や脳のさまざまな機能に支障が出てくる可能性があるのです。

身体の疲労回復に大きな役割を果たす成長ホルモンは、深い眠りのときに多量に分泌されます。「寝る子は育つ」と言われますが、実際にその通りなのです。体の疲れをとるためには深い眠りが必要です。

眠りは脳や体を休ませるために必要なものです。睡眠不足になると十分な回復ができなくなり、疲れが残ることが問題です。

睡眠に関するウソ・ホント/allabout



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