ふとんは寝るだけのところです

寝る前に必ず何かすることを決めている人もいます。例えば、少し読書をするとか、アロマなどの香を楽しむというようなことです。そういうことをすることで一定の睡眠リズムを作ることができるのは、健康な人です。入眠儀式を一つの習慣とすることで、スムーズに眠ることができます。しかし、誰でもこれをすると眠りがスムーズになるかといえばそうでもありません。不眠で悩んでいる人にとっては、プレッシャーになって逆効果になることがあるのです。

≪寝室=寝る場所 という思考パターンを造ることが大切≫

不眠に悩まされて寝室に行くことすら苦痛になってしまった人にとっては、入眠儀式もまたストレスになる可能性があります。不眠が続くと「今晩は眠れるだろうか?」と昼間から気になります。ヘタをすると、朝起きた瞬間に夜の眠りのことを考えたりすることもあるでしょう。一日中夜のことを考えて緊張してしまうのです。そんな人が「入眠儀式がいい」などと聞くと、すぐにマネをしたくなります。

すると、次から次へと「入眠儀式」を試すことになってしまうのです。読書を試してみてダメなら、音楽を聴き、それがダメならアロマを試し。この香りがきかないなら、こっちの香り、となっていきます。睡眠のことが気になって仕方がない人に、さらに気になる道具が与えられたことで、ますます緊張が高まってしまうのです。

こういう人は、睡眠のことを考えすぎないことが大切です。寝室は「寝るだけの場所」と決めて、それ以外のことは持ち込まないことにした方がストレスが少なくて済みます。「寝る」と決めるまでは寝室には入らないと決めておけば、次第に寝室=寝る場所という習慣がつき、眠りに入りやすくなります。

≪理想的なふとんは、温度33度、湿度50%!≫

眠るということは、かなり繊細な行為です。ちょっとしたきっかけでなかなか眠れなくなるということはよくあることです。夏は暑くて眠れないことがありますし、冬は逆に寒くて眠れないこともあるでしょう。一般的には、最も眠りにつきやすい布団の温度は33度プラスマイナス1度程度といわれています。湿度は50%程度。

寝る前に部屋のエアコンのスイッチを入れ、布団をめくって温度を調整しておくと眠りやすくなるとも言われています。 感じ方は人それぞれで個人差もありますので、必ずしもそうでない場合もあるでしょう。冷たい布団のひんやりした感覚が心地よい、という人も中にはいます。

光や音は睡眠の邪魔になりますので、部屋は暗く、音楽は流さないのが基本です。音楽を聴かないと眠れないという人もいますが、その場合はタイマーをセットして一定の時間が過ぎたら消えるようにしておくことも大切です。音によって熟睡できなくなるケースもあります。

く眠れずに困っている人は、入眠儀式をしない方がよいです。儀式が気になってストレスがたまり、逆に眠れなくなってしまいます。寝室は「ただ寝るだけの場所」と決めて、寝室に入ったら「寝る」という習慣づけをすることが大切でしょう。



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