夢について。夢と睡眠の関係は?

最近、夢を見ていますか?夢といっても、理想の話ではなく、睡眠中に見るあの夢のことです。眠っているときに見る夢をよく覚えている人もいるでしょう。また、夢なんか見ても全然覚えていない、という人もきっと多いでしょう。

しかし、寝ているときに見る夢の体験が全くないという人はいないでしょう。また、夢はしっかり見ているけど覚えていないだけかもしれません。夜、毎日とる睡眠と夢は関係あるのでしょうか?考えてみます。

≪夢を見ると眠りが悪いのか≫

人はなぜ寝ているときに夢を見るのか。その明確な理由とメカニズムはまだ科学的に証明されていません。夢というのはまことに不思議な現象といえるでしょう。

また、夢と眠りの状態は関係あるのかどうかも気になるところです。一般的によくいわれるのは、夢を見ると十分な睡眠がとれない、という説です。

夢を見ている段階は、レム睡眠の状態のときといわれます。レム睡眠とは、体は休んでいても脳は起きている状態をいいます。つまり、脳内の活動が活発なため、レム睡眠状態は熟睡している段階ではないということです。

しかし、夢を見ているからといって熟睡できない理由となる科学的な根拠はありません。熟睡していても、単に覚えていないだけというケースもあるのです。なので、必ずしも夢をよく見る人は睡眠状態が悪いというわけではないのです。

≪夢を見る原因は?≫

夢については、これまでもさまざまな学者や研究者がその原因やメカニズムについて探求してきましたが、まだはっきりとその全容を掴めていないというのが実状です。夢は科学者のロマンともいえるでしょう。

しかし、なぜ夢を見るのかという有力な説はあります。それは、脳内に溜まっている膨大な情報量と記憶の量がアトランダムに流れているだけではないのか、という説です。

私たちは日々の生活の中で、いろいろなものを見たり、話を聞いたり、実に膨大な量の情報と接しています。それが必要か必要でないに関わらず、脳内に記憶としてため込みます。その溜まりすぎた情報を整理するための情報処理というわけです。

夢のストーリーが何の脈絡もなく不可思議で荒唐無稽なのも、アトランダムに情報が錯綜しているのが原因ということでしょう。特に内容に重要な意味や暗示となるものは存在しないといわれます。

この働きも、脳内活動が活発なレム睡眠じゃないと不可能でしょう。夢を見ているときの多くがレム睡眠状態なのもこれで頷けるというわけです。

≪夢を覚えていない理由は?≫

夢を見ても、何だかうろ覚え、または全く覚えていないという人は多いでしょう。その理由は一体何なのでしょうか?

これも一般的にいわれていることで確かな根拠はないのですが、夢を見る時間と起きる時間の関係です。つまり、夢を見ているときすぐ目が覚めれば、その内容について鮮やかな記憶がある場合が多いでしょう。しかし、夢を見ているレム睡眠状態から時間がたって、起床すれば、それだけ記憶は曖昧になる可能性が高いということです。

怖い夢の途中で飛び起きる体験をお持ちの方も多いでしょう。それは、夢の途中で目が覚めているからで、その場合、「怖い夢を見た」とはっきりと覚えている人は多いです。夢を見た時間と起きた時間が接近しているからです。

≪睡眠の夢に夢はない?≫

夢について、夢と睡眠の関係について、分かっていることや有力な説についてご紹介しました。これらの話を聞くと、「夢って意外とつまらないんだな」と思われるかもしれません。夢というとロマンや何かの可能性、将来この夢が実現するかもしれないというワクワク感もありますが、おそらくそれは「夢の見過ぎ」ということになるでしょう。



Copyright© Insomnia Solution All Rights Reserved.